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健康保険も厚生年金も、一定の条件を満たせば加入できます。

1)雇用契約が2カ月以上
2)1カ月の労働日数と1日または1週間の労働時間が派遣元の通常労働者の4分の3以上

1)の場合、“長期”の仕事はもちろん、“短期”の仕事を希望する場合でも、その派遣会社に登録して長期間働く意思があると見なされれば加入できます。

2)の「通常労働者」の一般的な例は、週5日勤務、週40時間。4分の3以上ということは、1週の労働日数4日以上、労働時間は30時間以上となります。ですから、例えば週5日勤務であっても、1日の労働時間が5時間であれば週の労働時間は25時間となり、加入対象になりません。


社会保険は、「加入条件に該当すれば加入する」ものなので、自らの希望で加入の有無を決めることはできません。
また、派遣会社も選択させることはできません。

年額130万円以上(月額108,334円以上)の恒常的所得がある場合は自らが社会保険の被保険者となりますが、所得がそれを下回る場合は配偶者の被扶養者となることが可能。この範囲内で働くことを社会保険の扶養範囲内で働くといいます。

また所得税に関しては、自分の年収が103万円以下の場合、配偶者の所得において配偶者控除が、年収103万円を超えると141万円未満までは、一定の配偶者特別控除を受けることができます。


控除の対象となるかどうかはその時の所得によって決まります。そのため、年初に予定していたよりも残業が多くてこのまま勤務すると控除範囲を超えてしまいそう、ということもあり得ます。しかし、契約期間の途中で急に辞めるのはルール違反。どうしても扶養の範囲内で働きたい場合は、事前に派遣会社とよく相談して仕事を決めることが重要です。

年末調整とは、一年間の給与から税金を計算し、すでに給与から天引きしている所得税額の合計額から精算することです。毎月天引きする所得税額は、年の途中で扶養家族が増減してもそれ以前の月にさかのぼって修正することはありませんし、生命保険料や損害保険料などの控除額は考慮されていません。つまり、毎月天引きされる所得税額はあくまでも概算。そこで、年末に計算をし直して精算をする必要があるのです。

派遣スタッフの場合は雇用契約を結んでいる派遣会社でこの年末調整を受けることになりますが、「毎月継続して給与が発生し、かつ12月末日までの契約がある場合」など一定の条件を満たしている必要があります。


12月末日までの契約があるなど派遣会社で年末調整を受けることができる場合は、基本的に確定申告は不要です。12月に働いているけれど、1月から12月の間、複数の派遣会社の派遣スタッフとして働いたというケースでも大丈夫。前の派遣会社から源泉徴収票をもらい、現在の派遣元である派遣会社に提出すればOKです。

年末調整を受けることができなかった場合は、自分で確定申告をしましょう。確定申告に必要なのは、その年の源泉徴収票。複数の派遣会社で仕事をした場合は、それぞれの会社から源泉徴収票を受け取る必要があります。なお、確定申告の仕方については、国税庁のタックスアンサーに詳しく記されているので参考にしてください。

タックスアンサー(国税庁)
http://www.taxanswer.nta.go.jp/


派遣に関する疑問、苦情、相談などには専門窓口を利用するのもいい方法。 派遣会社に相談してもトラブルが解決しなかったら、第三者のアドバイスを聞いてみましょう。

社団法人 日本人材派遣協会
派遣労働者苦情処理アドバイザー
TEL:03-3222-1605(月〜金/9:00〜16:30)
http://www.jassa.jp/
  ※ 全国の派遣会社約280社が加入する公益法人。中途解約された、年次有給休暇はとれるのか等、法律的な観点からアドバイスをしてくれる。


派遣会社選びは、とっても重要なことです。なぜなら、派遣スタッフは派遣会社に雇用されるから。つまり、仕事の紹介があるかどうかだけでなく、その派遣会社の研修制度やフォロー体制、福利厚生などが自分と深くかかわってくるからです。また、気になるのは時給。同レベルの仕事でも会社によって時給が違うケースもありますから、仕事情報をじっくり見比べましょう。交通費も、支給する会社とそうでない会社があります。下の「派遣会社の特徴比較ポイント」を参考に、検討項目の優先順位を決め、自分に合っている派遣会社を見つけましょう。


・仕事の特徴
やりたい仕事が決まっている場合、その仕事の情報を多く持っている派遣会社に登録するのが得策。その派遣会社がどんな仕事を豊富に扱っているかをチェックする際のヒントになるのは関連会社の存在だ。例えば、広告代理店を関連会社に持つ派遣会社であれば、マスコミ系の仕事が多いと予想することができる。

・時給・昇給
同レベルの同じ職種でも、派遣会社によって時給が違う場合があるので要チェック。また、昇給やボーナスに関しても、会社によって条件が異なる。

・会社の規模
一般的に、大手派遣会社は仕事情報が豊富で、さまざまなサービスの提供も充実。一方、中小の派遣会社は、アットホームな雰囲気で、一人ひとりの派遣スタッフに親身に対応してくれる傾向が強い。

・研修制度
「制度充実」をアピールする会社は多い。無料か有料かの確認はもちろん、自分が磨きたいスキル向けの講座があるか、予約は取りやすいか、通いやすい場所にあるかなどの視点で選ぶのがおススメ。

カウンセリング・フォロー体制

自分専任のスタッフがつく、相談電話の24時間受付がある、今の仕事だけでなく今後のキャリアカウンセリングもしてくれるなど、フォロー体制にも各社違いが。どんな内容なのか具体的に聞いてみよう。

福利厚生
スポーツクラブやリゾート施設・カルチャースクールなどの利用割引など、福利厚生は派遣会社によってさまざま。誕生日プレゼントなどがある場合も!
登録の利便性
平日夜間、休日も登録を受け付けていたり、定期的に登録会を開催している派遣会社もあるので、登録の利便性もチェックしてみるといい。登録拠点を多数用意している派遣会社もある。
   
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